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大学を超えて、応援団が一致団結!現役の応援団長に聞いた“大学応援フェスタ”の見所は?

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2019年09月21日

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応援団紹介

9月28日(土)、国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホールにて今年で2回目となる「大学応援団フェスタ」が開催される。

 

応援団とは一般的に、学ランを着た応援の中心にいる“リーダー部”、踊りで場を盛り上げる“チア部”、そして“吹奏楽部”の3つの部で構成されている。


昨年に続き2回目の開催となる今年は、以下の大学が応援団フェスタに参加する。

(1)出演団体
 出演団体(ステージで発表を行う団体)は以下のとおりです。
①青山學院大學 應援團
②亜細亜学園 体育会應援指導部
③國學院大學 全學應援團
④駒澤大学 体育会應援指導部ブルーペガサス
⑤城西大學 全學應援團
⑥上智大学 応援団
⑦大東文化大學 全學應援團
⑧筑波大学 応援部WINS
⑨東海大学 応援団
⑩東洋大学 應援指導部
⑪一橋大学 体育会應援部
⑫防衛大学校 應援團リーダー部

(2)協力団体
協力団体(パネル展示を行う団体)は上記に加え、以下のとおりです。
神奈川大学 應援指導部
関東学院大学 應援團
甲南大學 應援團
山梨学院大学 応援指導部
応援フェスタ公式HPより:http://www.kokugakuinouendan.com/custom84.html

なぜ彼らは、大学の垣根を超えて“応援文化”を広げる活動をしているのか。

事務局の栩本さん(OB)と今年の実行委員長・國學院大學全學應援團團長の細谷慶太郎さんに話を伺った。

開催のきっかけ

応援団は近年、各大学で新入生の確保に苦戦している現実があります。

 

“応援”以外の活動については、あまり知られていないのではないか、このままでは応援団文化がなくなってしまうのではないか、というところへの危機感から、『大学応援団フェスタ』がはじまりました。

 

野球部の試合会場での応援団の姿はよくイメージされやすい“応援団”の姿ではないでしょうか。

 

しかし、『実際に何をしているのか?』と言う問いかけがあった時に、正しく答えられる人はとても少ないと思います。

もちろん“応援”が活動の一番の中心ではありますが、それだけではありません。

 

“見にきてくれたら、きっと応援団のイメージが変わる”のキャッチフレーズで行なわれるこのイベント。

見所を一足お先に・・・

応援団の形には大学ごとに意味がある?!

応援団を想像されるときに、大きな声を出しながら腕を大きく広げたり、高く掲げたり、手拍子を入れながら応援しているのをイメージされると思いますが、実は、各大学応援団の形(振り付け)は、それぞれきちんとした意味があって少しずつ違っています。

例えば、僕たち國學院大學はそもそも神道について学ぶためにつくられた大学です。

 

そのため形の中には、神社で参拝する時の『柏手(かしわで)』をイメージした振りがあったり、大学に由来するような振りがなされています。

拍手の際の“柏手(かしわで)”

そもそも“大学応援団”は、“大学”を応援するために存在しています。

野球会場の試合も、もちろん野球部のことも応援していますが、大学のため学生のために応援活動をしています。

 

知ってもらえれば面白いと思うのですが、今はそういった情報をあまり外に出せていないので、今回の応援団フェスタにきていただいて、いろんな大学のルーツや特徴を知ってもらえると嬉しいです。

大学対抗・応援合戦!

この企画では、大学応援団の技術に注目してほしいです。

紅白応援合戦では応援技術の集大成である「演技」というものを競い合います。

昨年の様子

この紅白応援合戦は、来場者の方の投票で勝利チームを決めますが、応援技術に着目して勝敗を決めるといったことは、過去にも例がありません。

審査基準に関しては、当日配布するパンフレットにも記載がある他、会場でも説明いたします。

学生はどのようにイベントを運営している?

基本的に学生は、パンフレット作成やSNSでの広報活動を中心に担当しています。

あとは、当日の演目内容を各大学で連携しながら決めています。

全体のスケジュールや、自治体の方との折衝等は事務局の大人の方たちの力も借りています。


今年は、12の団体が応援フェスタに参加してくれるのですが、そのうちの9団体で最後にフィナーレステージを行ないます。

 

コールをどのタイミングで入れるのか?

太鼓をどこで何発入れるのか?

曲の繋ぎはどうするのか?

 

普段一緒に活動しているわけではないので、大変なことも多いですが、どの大学も来ていただいた人に知ってもらうため・楽しんでもらうために準備を進めています。

昨年の様子

休憩時間には、スタンプラリーや応援団を疑似体験できるブースやパネル展示をして、応援団を知ってもらうための工夫を散りばめているので、ぜひ会場に来ていただきたいです!

実行委員長を担当している細谷さん

最後に

彼らは、インタビューの中で、日本の応援文化を無形文化財と言っていたのだが、今回のイベントは“応援団”という日本の伝統的な文化に触れるチャンスでもある。


イベントは、誰でも自由に出入りできるそう。

いつもはスポーツ会場を盛り上げてくれる応援団だが、普段は脇役の応援団が主役になるイベント。

ぜひ足を運んで、彼らが大切にしていることや活動について知ってほしい。


イベント概要

📅 9月28日(土)

📌 国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール

🕛 12時〜18時頃

🎫 無料 ※事前申し込みも不要


詳細は、こちら

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